不眠症によくある症状とは?

不眠症によくある症状とは?

不眠症は、症状が人によって異なるので、自覚することなく放置してしまうケースが多い病気の一つといえます。不眠症が原因で生じる症状を、他の病気が原因と勘違いしてしまい、いつまでたっても症状が改善されないケースもあります。

 

一つの例ですが、子どもが不眠症になった場合、学校の成績の低下、集中力の欠如、常にイライラしているなどの症状が現れるかもしれません。しかし、親はこの子は多動性障害ではないか、と勘違いしてしまうことがあるのです。

 

睡眠の質が良く、熟睡できていれば、睡眠時間が平均より短くても問題ないとされています。ときおり、1日3〜4時間しか寝なくても大丈夫という人がいますが、その人は睡眠時間が短くても熟睡ができているのです。こちらの不眠症を治す方法のサイトに睡眠に関する詳しい解説があるので参考にしてみてください。

 

一方で、8時間以上寝ていても熟睡できていなければ、寝起きは悪く、疲れやすく、日中も集中力を維持することが難しいので、細かなミスを連発する、といったことが良く起こるかもしれません。記憶力も低下するので仕事に支障が生じる場合があります。

 

睡眠は主に、レム睡眠ノンレム睡眠に分けられます。

 

レム睡眠は、急速眼球運動を伴う夢を見る睡眠、ノンレム睡眠は夢を見ない睡眠、ということができます。ノンレム睡眠がさらに進むとデルタ睡眠と呼ばれる、最も深い眠りに入ります。脳波はゆったりとして血液の大半は筋肉に送られるため、この状態では滅多に目を覚ますことがありません。この時に体の細胞の回復及び修復がなされます。

 

不眠症を抱える人は、長時間寝ていてもこのデルタ睡眠の状態にならないので、体や脳の疲れを翌日まで持ち越してしまい、爽やかな目覚めを迎えることができないのです。

 

起床直前にはまたレム睡眠になります。夢を見るのはこのレム睡眠の時間です。見た夢を良く覚えている人は熟睡できていないと言われていますが、このレム睡眠のサイクルが短くなっても問題が生じます。

 

レム睡眠は精神的健康に重要な睡眠と言われており、このサイクルが崩れると、物忘れ、すぐに言葉が出てこなくなるなどの症状が現れて、分析的思考能力が低下してしまうのです。

 

不眠症は、体の抵抗力を低下させたり、全身のたるさや腰痛や頭痛を引き起こすこともあります。長期的にこのような状態が続くなら、不眠症の疑いがあるので、専門医による検診をお勧めします。